クラッシックパンツは、1965年(昭和40年)に三越が肌着の分野に自社ブランドを立ち上げたとされています。越中褌というネーミングよりは高級感を持たせるためや、女性が購入する時でも恥ずかしくないように「クラシックパンツ」と命名して販売したものです。それに乗る形で他の百貨店などでもそう呼ぶようになったとされる説もあります。因みに、「クラシックパンツ」は和製英語なので、海外では通じません。英語表記では褌を loincloth といいます。
クラッシックパンツは、テレビ番組『トリビアの泉』で2005年(平成17年)にとりあげられたことがきっかけとなり、銀座三越ではふんどしが2週間で年間売り上げの倍以上が売れたといいます。また、クラッシックパンツを買い求める女性客も以前に比べると格段に目立つようになったという話も聞きました。
一方では「クラシックパンツ」の名称で三越と同様にアングル・ミユキ株式会社やオグラン株式会社でも製造販売を行っているので、クラシックパンツという名称は三越独自の登録商標ではないようです。
アングル・ミユキ製のクラッシックパンツの方が三越製よりも流通チャネルが多い事から全国の百貨店の紳士用品売り場に置かれる「クラシックパンツ」は、実はアングル・ミユキ製の方が多いのです。アングル・ミユキ製の年間製造量は1万枚製造されているのに対して、三越製の販売量は3千枚と言われていることから分かるように、その販売量は三越製よりも上回っているのです。
クラッシックパンツと呼ばれる越中褌のサイズは縦1メートル、横35センチメートルで、手ぬぐいを少し長くした大きさの布に紐をつけただけのものです。日本の夏は高温多湿なので、特に通気性や吸放湿性に優れる褌が気持ちよく、心身ともに最適だと医学博士・川村一男も指摘されているように、クラッシックパンツの良さがより浸透していくのかもしれません。
クラッシックパンツは、越中褌というネーミングより高級感があり、女性が購入する時でも恥ずかしくないように「クラシックパンツ」と命名して販売したものです。