佐世保バーガーは、地道な活動を続けていきながら「日本で最初に生まれたハンバーガー」として徐々に知名度を上げていきます。それが、佐世保を訪れたマスコミ関係者や芸能人の中で話題となっていきました。そして、雑誌やTVなどでも「佐世保バーガー」の名で取り上げられるようなりました。現在では佐世保バーガーは親しみのある言葉として、私たちの生活に馴染んできています。
佐世保バーガー(させぼバーガー)とは、アメリカ海軍より製法が伝わり、日本のハンバーガーの発祥の地として知られるハンバーガーの町『佐世保』手作り・出来立て・ボリューム満点が特徴のハンバーガーを指しています。店舗や特定の商品を指して佐世保バーガーと言うのではなく、佐世保市内の店で提供される「手作りで」「注文に応じて作り始める(作り置きをしない)」といった、こだわりのハンバーガーの総称なのです。佐世保市内には、約50もの佐世保バーガーを提供しているお店があるのですが、チェーン店ではないので、それぞれのお店が、独自のバーガーを作っていることも特色になると思います。そのなかでも、佐世保バーガーの共通点は、多くの店が、独自に調合した甘めのマヨネーズソースをたっぷり使っている点で、これを秘伝としている店も多いそうです。
1999年、横須賀市で行われた旧軍港4市による交流物産会で、各都市から郷土料理の店を出店することになり、佐世保市からは、市内のハンバーガー店が出店しました。これが、佐世保市内での勤務経験をもつ海上自衛隊員が多い横須賀市民には、「懐かしい味」と言われ、予想以上の人気を集めた事から、佐世保市内のまちづくり関係者の間で話題になり、郷土料理として見直しが進んでいったのです。
そんな中で、2003年5月にザッツバーガーカフェが東京都内で初めて開店(現在は5店舗)しました。2005年2月に船橋のららぽーと内のフードテーマパーク内にもビックマンの直営店が開店したことで、益々マスコミが佐世保バーガーを取り上げる機会が増えてブームに拍車がかかっていきました。
2003年佐世保市では、さらにイメージアップを図るため、『アンパンマン』に登場するキャラクターの、ハンバーガーキッドをイメージキャラクターに使用したいと、作者のやなせたかし氏に依頼しました。やなせ氏は「どうせならば新規のキャラクターを」と「佐世保バーガーボーイ」を作成したという話もあります。
佐世保バーガーとは、長崎の佐世保市が発祥の、手作り・出来立て・ボリューム満点が特徴のハンバーガーを指しています。